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変更セットマネージャ
ショートカットキー: Ctrl+Alt+C
変更セットマネージャの起動
変更セットマネージャを立ち上げる方法はいくつかあります:
- メニュー項目の ウィンドウ-> 変更セットマネージャ を選択する
Ctrl+Alt+C
キーを押す- 変更セット一覧ダイアログ から一つ以上の変更セットを選択し、変更セットマネージャのアイコンをクリックする
変更セットマネージャのウィンドウ
変更セットのクエリ
変更セットをクエリ(問い合わせ)してダウンロードする方法はいくつかあります。 最も一般的なクエリ・ダウンロードの操作は変更セットマネージャから直接呼び出すことができます。 他のもっと高度な機能は[Dialog/ChangesetQueryDialog 変更セットクエリダイアログ]から利用できます。
変更セットのユニークIDを指定してクエリ・ダウンロード
IDを知っている特定の変更セットをダウンロードしたいとき、変更セットマネージャから直接ダウンロードすることができます。
- 変更セットマネージャのツールバー部分にある入力フィールドに変更セットのIDを入力します
ENTER
キーを押すか、 をクリックします
一つの変更セットをダウンロードすると、JOSMは変更セットのプロパティ(例えばIDや作成など)と変更セットの内容(すなわちその変更セットで作成・更新・削除したオブジェクトの一覧)の両方をダウンロードします。
自分のオープン中の変更セットをクエリ・ダウンロード
変更セットはオープンまたはクローズの状態を取ります。 マッパーは自分のオープン中の変更セットに対して、いつでも追加オブジェクトをアップロードできます。
自分のオープン中の変更セットの一覧をダウンロードしたいときは、
- 変更セットマネージャのツールバー部分にある 自分の変更分 ボタンをクリックします
この方法では変更セットのプロパティだけがダウンロードされ、変更セットの内容はダウンロードされないことに注意してください。 変更セットの内容をダウンロードする方法は以下を参照してください。
高度なクエリ
高度なクエリ、例えば
- 他のマッパの変更セットを問い合わせる
- OSMサーバで最も新しいオープン中またはクローズ済みの変更セットを問い合わせる
- 特定のエリア("境界囲み"と呼びます)の中でオブジェクトを変更した変更セットを問い合わせる
などは[Dialog/ChangesetQueryDialog 変更セットクエリダイアログ]から実行できます。
[Dialog/ChangesetQueryDialog 変更セットクエリダイアログ]を起動するには:
- 変更セットマネージャのツールバー部分にある クエリ ボタンをクリックします
ダウンロードした変更セットのキャッシュの管理
JOSMはOSMサーバからダウンロードした変更セットのキャッシュをローカルに保持しています。 このキャッシュの内容は変更セットマネージャの上半分に表示されます。
キャッシュから変更セットを取り除く
ローカルのキャッシュから変更セットを取り除くことができます。 キャッシュから変更セットを取り除いてもOSMサーバには影響しません。 サーバから変更セットが削除されることはありません。 実のところ、サーバから変更セットを削除することはできません。
ローカルの変更セットのキャッシュはメモリを消費するので、キャッシュからの除去は有用です。 メモリを開放するために、不要になった変更セットをキャッシュから取り除くことができます。
ローカルキャッシュから変更セットを取り除くには、
- 変更セットマネージャで変更セットを選択します
- をクリックするか
DEL
キーを押します。 あるいはポップアップメニューから キャッシュから削除 を選択します。
キャッシュ中の変更セットのプロパティを更新する
変更セットのプロパティは時間が経つと古くなることがあります。 例えばオープン中のチェンジセットは閉じられるかもしれませんし、タグは他のアップロードで新しいタグが割り当てられるかもしれません。
変更セットのプロパティを更新するには、
- 変更セットマネージャで変更セットを選択します
- をクリックします。 あるいはポップアップメニューから 変更セットを更新 を選択します。
この方法では変更セットのプロパティだけがダウンロードされ、変更セットの内容はダウンロードされないことに注意してください。 変更セットの内容をダウンロードする方法は以下を参照してください。
キャッシュ中の変更セットの内容をダウンロード/更新する
変更セットは作成・更新・削除したオブジェクトの集まりを含んでいます。 これらのオブジェクトは変更セットの内容と呼ばれます。 変更セットの内容のサイズはさまざまですが、非常に大きくなることがあります。 変更セットは最大50,000オブジェクトまで含むことができます。 そのため、変更セットの内容はOSMサーバから自動的にダウンロードされません。
変更セットの内容をダウンロードするには、
- 変更セットマネージャで変更セットを選択します
- をクリックします。 あるいはポップアップメニューから 変更セットの内容をダウンロード を選択します。
変更セットがオープン中の場合、その内容は時間が経つと変更される可能性があります。 同じ手順で特定の変更セットの最新の内容を取得できます。 ローカルキャッシュが変更セットの内容を含んでいる場合、この操作によって更新されます。
単独の変更セットの管理
プロパティ、タグ、内容の閲覧
変更セットマネージャの下半分の詳細表示は三つのタブで構成されています:
- プロパティ - 現在選択中の変更セットの基本的なプロパティ(IDやオープン中かクローズ済みかなど)を表示します
- タグ - 現在選択中の変更セットに割り当てられたタグを表示します
- 内容 - 変更セットの内容を表示します
これらのタブのどれかをクリックするとそれぞれの情報を閲覧できます。
ローカルキャッシュから変更セットを取り除く
- をクリックすると現在選択中の変更セットをキャッシュから取り除きます。
変更セットの内容を更新/ダウンロードする
変更セットの基本的なプロパティを更新する方法と、変更セットの内容を更新/ダウンロードする二つのコマンドがあります:
変更セットのプロパティを更新するには
- をクリックします
変更セットの内容を更新/ダウンロードするには
- または をクリックします。 変更セットの内容をダウンロード済みかどうかでこれらの二つのうちのどちらかが有効になります。
マップビューで変更セットの内容に含まれるオブジェクトを選択する
マップビュー がアクティブなデータレイヤーを含む場合、そのレイヤー内のオブジェクトの中から、変更セットマネージャで選択した変更セットに含まれる全てのオブジェクトを選択することができます。
- 変更セットマネージャの詳細表示で をクリックします。
他の方法としては、
- 詳細表示から 内容 タブを選択します
- 内容からオブジェクトを選択します
- をクリックします。 あるいはポップアップメニューから レイヤーから選択 を選びます。
変更セットの内容のオブジェクトにズームする
マップビュー がアクティブなデータレイヤーを含む場合、"変更セットにズーム"することができます。 実際には、変更セットもその内容全ても常にデータレイヤーに含まれていることはありません。 "変更セットにズーム"というのは、変更セットの内容の一部でありデータレイヤー内にも含まれるオブジェクトにズームするということを意味します。
"変更セットにズーム"するには、
- 変更セットマネージャの詳細表示で をクリックします
あるいは"変更セットの内容の一部にズーム"するには、
- 内容 タブをクリックします。
- 変更セットの内容がダウンロードされていることを確認します。 まだなら先にダウンロードします。
- 変更セットの内容からいくつかのオブジェクトを選択します。
- をクリックします。 あるいはポップアップメニューから レイヤー上でズーム を選択します。
変更セットの内容のオブジェクト履歴をダウンロードして表示する
変更セットの内容に含まれるオブジェクトについて履歴を取得して表示できます。
- 内容 タブをクリックします。
- 変更セットの内容がダウンロードされていることを確認します。 まだなら先にダウンロードします。
- 変更セットの内容からいくつかのオブジェクトを選択します。
- をクリックします。 あるいはポップアップメニューから 履歴を表示 を選択します。
関連項目
- 開いた変更セットを閉じる
- Changeset List Dialog
- [Dialog/ChangesetQueryDialog Changeset Query Dialog]
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