他の言語:
設定 > 高度な設定
高度な設定 では全ての生の設定データにアクセスできます。 上級者モード になっていることが必要です。
ほとんどの設定項目は他の設定パネルを通じて簡単に安全に変更することができます。 通常はこの設定画面を使って設定を変える必要はないはずです。 高度な設定を使う場合は、入力値が検証されず、設定誤りや設定不足で予期しないエラーやデータの消失が起こり得ることに十分注意してください。 例えばだれかがプラグインを開発していて、設定項目を用意したものの設定変更用のしゃれたインタフェースまで準備できなかった場合など、ここから設定を変更したり追加するように指示されるかもしれません。
設定データは 名前 -> 値 の組で構成されています。 設定名はたいていドット('.')で分けられた単語で"名前空間"化されています。 多くのJOSMプラグインは設定を名前空間でグループ化して格納しています。
設定データは'Applications Settings'フォルダ(windows)や非表示のシステムフォルダ ~/.josm (linux)にファイルで保存されます。 このファイルを見ればよく似た生の設定データにアクセスできますが、'高度な'設定パネルはより簡単な代わりの手段になります。
詳細
設定の一覧は次のように作られます:
- まず最初に、JOSMは設定ファイルに含まれる設定のみを認識します。 デフォルト値と異なる設定項目だけがファイルに保存されることに注意してください。
- JOSMが内部的に特定の設定値を要求すると、現在のセッション用の設定項目とそのデフォルト値が得られます。
これが意味するところは、初回のダウンロード前にはダウンロードに関する設定項目は一覧に存在しないということです。 設定項目を知っていれば明示的に設定することは可能です。
インポート・エクスポート機能
- Read from file ボタンでJOSMのカスタム設定XMLファイルを開くことができます。 このファイルには設定の変更と、ファイルやプラグインのダウンロードコマンド、さらにJavaScriptコードを含めることができます。
ファイルのインポートが完了すると、詳細ログを確認することができ、変更される設定も表示されます。 これらの変更を受け入れない場合は、Cancel ボタンをクリックします。 注意: ファイルやプラグインに関する操作(ダウンロードや削除など)は取り消しができません。 十分に注意して、信用できないソースから得たスクリプトを開かないようにしてください! - Export selected items ボタンで自動的にカスタム設定XMLファイルを生成することができます。 このファイルを開くと、項目名-値のペアによって既存の設定項目が置き換えられたり追加されたり(属性にリストやマップを含む場合)します。 この機能は 検索欄と併せて利用でき、バックアップや共有の対象にしたい設定項目を探すのに使えます。
その他
その他 ボタンで追加アクションのポップアップメニューが表示されます:
- 設定値を初期化 - preferences.xmlから全ての項目を削除します(ファイルは削除されません)。
- プロファイルを保存 - ショートカットや画像等の区分ごとに設定を保存します。 これによってカスタム設定のXMLファイルを分割できます。
- プロファイルを開く - 既存の設定をあらかじめ保存しておいた部分的な設定で上書きします(例えば全てのショートカットキー設定をリセットし、ファイルから読み込むことができます)。 変更を有効にするためにOKを押す必要があります。